島村楽器 鹿児島アミュプラザ店 シマブロ

島村楽器 鹿児島アミュプラザ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

【DTM塾】入門講座第5回「いざ作曲!ミックス入門編」【レポート】

☆お得なセール・新製品情報満載!デジタル総合サイトはコチラ

【レポート】入門講座第5回「いざ作曲!ミックス入門編」

f:id:shima_c_kagoshima:20171115174128j:plain

こんにちは!
島村楽器鹿児島店デジタルアドバイザーの西牟田です。

いよいよあれですね。
11月末はあれですよ。

ええ。

ラックフライデーですよ。

 

説明しよう!

ラックフライデー(英語: Black Friday)とは、アメリカ合衆国の感謝祭翌日の金曜日(11月の第4金曜日)のことである。現地ではクリスマスセールが始まる日でもあり、セールによって小売店の売上が大きく黒字になることから、ブラックフライデー(黒い金曜日)と呼ばれる。期間中は、DTM製品が大幅にディスカウントされることで、日本の音楽界隈でも認知度が上がってきている。


そう、DTM製品を買うなら1年で1番お得な日なんです!

これに合わせて、着々とセール情報が私の耳にも届いております…


セール情報は解禁次第、当店HPにまとめていきます!
DTMerの皆さんは是非チェックされていてください!



さて、そんな寒いけど熱い11月に入りましたが、
10月のDTM塾のレポート、いってみましょう!

今回はコンプレッサーを解説いたします!

ミックスの3要素

以前のレポ―トでは、
「音量」「音質」「定位」
この3つが、ミックスの3要素であると説明致しました。



ではクエスチョン。
このなかで一番大事な要素はどれだと思いますか?


私なりの答えは「音量」です。
※ドラッグすると見えます。


今日はこの「音量」調整の際に欠かせない
あるエフェクターをご紹介したいと思います。

コンプレッサー

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173807j:plain

はじめに一つコンプについて紹介おきますが、
初心者さんに一番嫌われるエフェクターです。



使用頻度は最高レベルなのに、その動作原理からややこしく、
操作や種類を覚えるのが大変なエフェクター第一位です。

しかしコンプを使えてからが本当のミックススタート地点・・・
気合いを入れて覚えていきましょう!

コンプってナニモノ?

ややこしいんで一言で説明します。


Thresholdで定めた音量を超えた音をRatioで定めた比率で圧縮するエフェクターです。




・・・( ^ω^ )日本語でOK・・・




わけわかんねぇと思いますので、
順を追って説明します!

コンプって便利!

カラオケに歌を混ぜるときのことを想像してみましょう。

人間、どうしてもAメロやBメロより
サビを大きく歌ってしまうものですよね。

さあ、録ったボーカルとカラオケを
実際にミックスしてみましょう。


「・・・」

「うおー!!音量が整ってなくてオケになじまないー!!」


こうなるはずです。


もっと具体的に言うと、

メロに合わせて音量を調整すれば、サビが大きくなりすぎる。
サビに合わせて音量を調整すれば、メロが小さくなりすぎる。

こうなっちゃうわけですね。



ここで問題となっている原因は、
ボーカルのダイナミクス(音量の大小の幅)が大きい
ということです。


この問題を解決するのがコンプレッサーの役割で、

大きすぎる音を検出して、圧縮(小さく)してくれる、
つまりダイナミクスを小さくしてくれる

便利なエフェクターなんです。

コンプのいじり方

具体的な使い方に入りましょう。
まずは下の画面を見てください。

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173803j:plain

いろんなツマミがありますね・・・

しかしコンプの種類が変わっても、ツマミの役割は一緒です。
(注:一部のツマミがないコンプもたくさんあります)

1つ1つみていきましょう。

THRESHOLD(スレッショルド)

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173754p:plain

おさらいですが、
コンプは「大きい音を圧縮する
エフェクターです。

このTHRESHOLDのツマミで、
コンプがかかりはじめる音量を設定できます。

なので単位は「dB」。

THRESHOLDが-10dBなら、
「-10dbを超えた音に対して圧縮がかかる」
ということになります。

f:id:shima_c_kagoshima:20171115175044j:plain
固有値が決まっていてTHRESHOLDつまみがないコンプは、INPUT GAIN(入力レベル)でコンプのかかり具合を調整することになります。

RATIO(レシオ)

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173822p:plain

THRESHOLDで、コンプが効き始める音量を設定しましたが、
今度は「RATIO」で、コンプの圧縮具合を定めることになります。

RATIO圧縮比のことで、

RATIO=2.0の場合、圧縮比率は1/2。
RATIO=5.0の場合、圧縮比率は1/5。

つまり、RATIO=5であれば、
THRESHOLDを超えたボリュームレベルを
1/5に圧縮してくれるという意味合いになります。


では質問です!

Q.RATIO=1.0の場合、コンプのかかり具合は?
A.圧縮比が1/1となり、コンプはかからない。
(Aをドラッグすると解答が見えます)


Q.RATIO=∞の場合は?
A.音量がTHRESHOLDの値まで完全に圧縮される。


これでRATIOの意味は分かりましたね!

ATTACK(アタック)

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173811p:plain
ニュアンス的には読んで字のごとくなのですが、
THRESHOLDを超えてから、コンプが実際に
効き始めるまでの時間を設定する
ツマミです。

時間なので、単位は「ms(ミリセカンド)」。


例えば打楽器などの
アタック音が強くサスティンのない楽器に
コンプをかける場合。

このATTACKタイムが遅すぎると、
コンプが効きはじめるより先に音量が減衰して、
コンプがうまく作動しないことがあります。

この場合はATTACKタイムを早めに設定しましょう。


また、ボーカルなどダイナミクスの大きい楽器に
音を均す意味合いでコンプをかける場合、
ATTACKが早いと不自然なコンプレッションに
聴こえてしまいます。

この場合、ATTACKは遅めにするか、
そもそもATTACKが(固定で)遅いコンプを使用します。

f:id:shima_c_kagoshima:20171115174957j:plain
↑OPT(光学式)タイプのコンプはATTACKが固定で非常に遅い。



いじり方としては、最小の値から徐々にあげていき、
自然なところに設定する感じでOKです。

読んで字のごとく、アタック音を調整する
「ATTACK」でした。

RELEASE(リリース)

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173828p:plain

こちらはATTACKの逆。
レベルがTHRESHOLDを下回ってから、
コンプが圧縮を止めるまでの時間です

これが一番文で説明しづらいんですが、
RELEASEタイムを設けないと、
圧縮された音と、圧縮されない音との境目が感じられ
音が不自然になることがあります。

しかしRELEASEタイムが長すぎると、
コンプがずっと作動してしまうことになりますから、
それはそれで不自然になってしまうことも。

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173748p:plain

プラグインによっては、
RELEASEタイムを自動で設定してくれる
AUTO RELEASE
というボタンがついているものもあります。

慣れないうちや、いちいち設定が面倒な場合は
頼ってみるのもいいでしょう。

KNEE(ニー)

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173816p:plain

コンプレッサーのかかり方を穏やかにできるツマミです。

KNEEがOFF(ハードニー)の場合、
音量がスレッショルドに届いた時に、
すぐにコンプレッサーがかかります。

KNEEがON(ソフトニー)の場合、
音量がスレッショルドに届く前から、
緩やかにコンプレッサーがかかります。


ソフトニーの方がより自然なコンプレッションを
得ることが出来ますが、コンプのパンチを効かせたいときや
コンプ臭さを出したいときはハードニーの方がいいでしょう。

ON OFFを切り替えながら、目的の音になるよう
設定してみてください。

発展:コンプそのものの種類

f:id:shima_c_kagoshima:20171115173759j:plain

ちょっと発展にまで触れますと、
実はコンプそのものに種類があります。

もっと具体的に言うと、コンプに内蔵されている
「ゲインセル」というゲインリダクションを行う
部品に種類があり、その効果やニュアンスが夫々違うんです。

オプティカル(OPT)、FET、VCA、真空管
の4つが代表的なのですが、
それぞれの違いについては、
またの機会に取り上げようと思います。

興味のある方は調べてみて下さいね!

はじめはプリセットに頼れ!

ここまでなんやかんや説明してきました。

が、ツマミの意味はわかっても、
適した使い方ができるようになるには
まあ~~~~時間がかかります。

はじめのうちはプリセットに頼って、
各楽器ごとにどういう設定が適しているのかを
パラメータを見て、音を聴いて覚えていきましょう。

そこから、少しずつプリセットに
手を加えていけるようになるはずです。
これがなんだかんだいって近道だと思います。

参考にしてみてくださいませ!

まとめ

ということで、DTM塾でもコンプについて解説させて
いただいたんですが、、、、

いやぁ皆さん眠たそうでしたね!!www

コンプのつまみは横文字ばっかり、、、
というか横文字しかないので
正直毎回教える側もしんどいです。笑


けど、ですけども!

コンプを制するものミックスを制す!
(あとEQも!笑)


しっかり使えるようになれば、
必ず曲そのものの質が上がります。

コンプの奥深さは底知れませんが、
めげずにじっくり向き合ってみて下さい!!

11月は特別編!

kagoshima.shimablo.com

11月のDTM塾は特別編!
プロアーティストによるCUBASEセミナーを開催致します。

是非チェックしてみてくださいませ!

※記事更新時点で満席となっておりご予約は締切となっています。

店舗名 島村楽器 鹿児島アミュプラザ
電話番号 099-812-6818
担当 西牟田(にしむた)

お気軽にお問い合わせください!

DTM塾まとめページはこちらをクリック!

この記事を書いた人

f:id:shima_c_kagoshima:20170801194902j:plain

名前 西牟田 和真 (ニシムタ カズマ)
プロフィール デジタルアドバイザー・DTMセミナー講師の西牟田です。現在ゲーム音楽や主題歌の作編曲から効果音制作まで、サウンドクリエイターとして楽曲提供も生業としていますので、音楽制作やデジタル機材・ソフトに関することならお任せください。また仕事を生かしてピアノ・ギター・チェロなど様々な楽器演奏も経験しております。総合楽器店員として様々なサポートを致します!是非お気軽にお声掛けください。
もっとみる

© Shimamura Music All rights reserved.