島村楽器 鹿児島アミュプラザ店 シマブロ

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【DTM塾】特別編「マンツーマン!お悩み相談&音楽制作体験セミナー」【レポート】

【レポート】特別編「マンツーマン!お悩み相談&音楽制作体験セミナー」

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こんにちは!
島村楽器鹿児島店デジタルアドバイザーの西牟田です!

7月30日に開催した特別編は、DTM塾初となるマンツーマン形式
参加者さんと1対1で、1時間みっちりDTMについてお話しをしました。

開催一週間前には、定員5名に対しすでに予約満席となってしまったため、
今回参加できなかったというお声も頂いております、、、申し訳ありません。

たくさんのご応募本当にありがとうございました!

レポート!Q&A

今回参加できなかった皆様へおすそ分けとして、セミナー時に参加者さまからいただいたご質問を一部紹介して、レポートとさせて頂こうかと思います。

Q1:打ち込みに挑戦したが基本操作が分からすぎて諦めてた。

A:MIDIについて理解し、打ち込みによって音が鳴る仕組みを知ろう!f:id:shima_c_kagoshima:20160519172609j:plain

これは結構深刻な悩みでして、DTMを諦める理由のトップだと思います。
私もはじめてDAW(音楽制作ソフト)を扱ってみたときは、DAW内の音源を鳴らすところから苦労した覚えがあります…

ここでお悩みでしたら、打ち込みによって音が鳴る仕組みを知るところからはじめましょう!
「できない…」を克服する前に、「わからない」を「わかる」にすれば大丈夫。
分からないことが分かればそこを調べることが出来ますから、操作がすごくスムーズになると思います。

具体的な「MIDIについて」や「打ち込みで音が鳴る仕組み」については、こちらの記事を是非参考にしてみてください↓
kagoshima.shimablo.com


Q2:洋楽とかでよく聴くこもってるような音ってどうやって作るの?

A:EQやローパスフィルターを使って、高音を削ればOK!

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EDMや洋楽系の音楽で、ボーカルやシンセがこもった音になっているのを聞いたことがあると思います。

そもそもこの「こもった音」ってどうなっているかというと、高い音が削られた音なんです。
ギタリストさんやベーシストさんなら察しが付くと思います。トレブルを抑えると音がこもりますよね。

ということで、プラグインを使って高音域をがっつり削ってあげましょう。
そのためには「EQ」や「ローパスフィルター」というプラグインを使えばOKです。
(シンセ音源には、フィルターがつまみとして用意されていることが多いですね。)

ちなみにこのローパスフィルターの仲間に「ハイパスフィルター」というのも勿論あります。
これよく勘違いをするんですけど、

  • ロー(低音)をパス(通す)フィルターなので、ハイ(高音)を削るのはローパスフィルター
  • ハイ(高音)をパス(通す)フィルターなので、ロー(低音)を削るのはハイパスフィルター

です。
言葉の意味を考えれば、間違わなそうですね。
是非制作に取り入れてみてください!


Q3:メロディは浮かぶけど、それにコードを付けられない。

これは本当によく質問をいただきます。コードってメロディに比べ、理論的に確立されていて自由度が劣る分、自由なメロディに制約の多いコードを後付けするむずかしさは誰しも感じたことがあると思います。

そこで解決方法として3つご紹介しますね。

A1:コード先行で曲を作る

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コードから固めて、それにメロディをつけるというやり方がやはりおすすめです。先ほども話したように、メロディは自由度が高いですから、先に難しいコードを作っちゃって、その上に自由にメロディをつけていく方が作曲としては楽な場合が多いです。

A2:ダイアトニックコードを利用する

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それでもやはり「メロにコードをつけたい」という場面はいくつも出てくると思います。

なかなかコードを決められないというときは、ダイアトニックコードを頼りましょう。

ダイアトニックコードについては下の記事を参考にしてください。
kagoshima.shimablo.com

メロディのキーがハ長調(Cメジャー)だったなら、Cメジャースケールのダイアトニックコードを書き出して、パズルのようにコード進行をつくっていけば大体うまくいきます。その上で、add9やsus4をつけてみたり、onコードを使ってみたりなど、コードのアレンジをしていけば彩のある曲にしていけますね。

A3:メロディとコードを結びつける訓練をする

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コードにメロディをつける、またはメロディにコードをつける作業は、
やはりメロディとコードが感覚的にリンクしていなければできません。

具体的には
①普段曲を聴いていてメロディやコードの展開がある程度予測できることがある
②なっているコード進行に適当に鼻歌を乗せることができる

という人は、メロディとコードが感覚的にリンクしている方だと思います。

もしこれが難しいと感じたならおすすめの練習法を紹介します。

「好きな曲を好きなだけ流しながら好きな楽器でアドリブをする」

これです。

この練習は私が中学校の頃からずーっとやっている遊びなのですが、
これいいこと尽くしの練習法なんですよ。

上手にアドリブするためには、ある程度次の音(コード)を予測する力が必要なんですが、来ると思われるコードにメロディを適当につける練習をすることで、メロディとコードが感覚的にリンクしていきます。
と同時に、スケールを自然に覚えられるし、アドリブ力やフレーズ力もつくし、自分の癖を知ることが出来ます。

ほんとにいいこと尽くしですね(笑)

はじめてのアドリブは難しいので、最初はメロディラインを楽器で追っていくだけでもいいです。

冒頭「訓練」と書きましたが、これ普通に楽しいんですよ(笑)
楽しみながら、是非この力を身に着けていきましょう!


Q4:定位ってなに?パンって何を基準にどう振ればいいの?

A:セオリーを知ろう!

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音楽制作では「定位」という言葉が出てきます。これは、
LとRのステレオ空間の中で、楽器の鳴っている場所」のことを指します。

例えばベースやバスドラムの定位は基本的に真ん中ですよね。
クラッシュシンバルなどは右か左に定位していることが多いです。
うっすら鳴らすシンセパッドはステレオ空間の奥の方に定位させたりします。

このように、ルールはないもののある程度、楽器の定位にはセオリーがあったりします。

基本的な考え方としては
①低音は基本センター(広げすぎない)
②全体の音量感をみたとき左右どちらかに偏りがない

これが一般的な定位を決める際のセオリーです。

昨今ポータブル端末やPCで音楽を聴くことが一般的になった今、多くの場合「リスナーはイヤホンヘッドホンをしている」という体でミックスをする必要があります。

試しにイヤホンをして、低音を左右どちらかいっぱいにパン振りして聞いてみてください。
思わずイヤホンを引きちぎりたくなると思います。(私だけ?笑)


発展として、MS処理などもご紹介したいですが、これはまたの機会に…!


Q5:CDにしたとき、他のアーティストのCDより音が小さい!

A:マスタリングを覚えよう!

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これもアーティストさんなら悩みですよね。CDに限らず、WAVファイルなどにしてiTunesで聴いてみたときに「なんか俺の曲音量感がすげぇ小さい…」という轍は誰しも踏んだことがあると思います。

このお悩みをお持ちの方!
「マスタリング」って知ってますか?

ご存じでない方は、マスタリングといわれる処理をやってみましょう。
詳しくは下の記事を参考にしてみてください。↓
kagoshima.shimablo.com


ちなみに、私がマスタリングで長年使っている音圧を上げるプラグイン(マキシマイザー)はこれです↓
使い方もシンプルで、歪まずナチュラルに音圧を上げることができます。
お店で取扱ってますので、気になる方は相談してくださいね。
store.shimamura.co.jp


ちなみにマスタリングは自分なりにやってるけどうまくいかないという方。
思ったように音圧を上げられないことがお悩みだと思いますが、この場合の多くはマスタリングの処理方法より、前段階のミックス作業に問題があります
アナライザーやメーター系のプラグインを活用して、音のダブりがないか、定位は偏っていないかなどもう一度ミックス客観的に見直してみてください。

今回のDTM塾で・・・

(DTM塾としては)はじめてマンツーマンセミナーをやらせていただきましたが、曲を作っていらっしゃる方はデータをご持参いただき、実際にその場で曲を訊かせてもらったのですが、いやあほんとに楽しかったです!私が!笑
なかなか1対複数人だとこうじっくり参加者さんの作品を聴いたりアドバイスをしたりする機会がないので、すごく新鮮でした・・・
ほんとにお一人1時間の時間があっという間で!

「マンツーマンレッスン次いつですか?笑」と多くの参加者様に言っていただけましたし、
「参加したかった・・・」というお声も多数いただいており涙涙の私でございます。本当にありがとうございます!

次回のDTM塾はまた通常のセミナー形式に戻りますが、
8月以降も是非ご参加お待ちしております!

次回(8月27日)入門講座第4回「いざ作曲!自宅レコーディング入門編」

kagoshima.shimablo.com

さて次月は、8月!いよいよ歌・生楽器のレコーディングの仕方に入っていきます。
以前皆さんと一緒につくったコード進行をもとに、私の方で今曲をつくっております。
どんな曲になるのでしょうね~~楽しみです!私が!笑

「自宅で歌を録ってみたい!」という方、
「ギターやベースが上手く録れない…」という方!

是非いらしてください!

この記事に関するお問合せ
お問い合わせ先 島村楽器鹿児島アミュプラザ店 Tel:099-812-6818
担当 西牟田
この記事を書いた人

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名前 西牟田 和真 (ニシムタ カズマ)
プロフィール デジタルアドバイザー・DTMセミナー講師の西牟田です。現在ゲーム音楽や主題歌の作編曲から効果音制作まで、サウンドクリエイターとして楽曲提供も生業としていますので、音楽制作やデジタル機材・ソフトに関することならお任せください。また仕事を生かしてピアノ・ギター・チェロなど様々な楽器演奏も経験しております。総合楽器店員として様々なサポートを致します!是非お気軽にお声掛けください。
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