【レポート】入門講座第3回「いざ作曲!打ち込み入門編」
こんにちは!
島村楽器鹿児島店デジタルアドバイザーの西牟田です!
梅雨、、ですね。
なんというか「今更来たか」という感じがしますが。
でも私じめじめは嫌いですけど、雨の音って好きなんですよ。
あれ昔調べたことがあるのですが音楽的な理由があるらしいですね。
諸説あるのですが一説には、雨音の中に含まれる「サーッ」て音、あれはいわゆるホワイトノイズで、
このノイズに含まれる高周波数が人間の脳にとって心地よくなる音であるという説。
そして一説には、整ったリズムと不確かなリズムとの間にうまれる「1/fゆらぎ」というリズムが、
人に快適感やヒーリング効果を与えるとする説。
どちらも科学的根拠はない話で、その他の説にはなかなか怪しい話もあるのですが(笑)
私を含め、一定のリラックス効果は期待できるのではと感じています。
私BGMを作ることが多いせいか、環境音やFX系の音がすごく好きで、
曲の後ろに雨風の音だったり、くじらの吠えるような音を入れたりはよくします。
そういう音源も売ってますが、自分でサンプリングしに行くのも面白いですよ!
さて、そんなたのしいたのしい音楽制作のセミナー「DTM塾」
いつものレポート行きたいと思います!
今月は入門講座の第3回!
「いざ作曲!打ち込み入門編」ということで
打ち込みの仕組みや、その方法を実演しました。
打ち込み・・・の前にMIDIって何?
DTM塾塾生の方々はもう耳にタコができるほど私の口から聞いたと思います。
「MIDIってなんでしょう?」
さて、読者の皆様は的確にお答えできますでしょうか。
実はMIDIって略語でして、
「Musical Instrument Digital Interface」の略です。
・・・( ^ω^)・・・
意味が分かりませんね。翻訳します。
「デジタル楽器の演奏情報の世界共通規格」のことです。
・・・(; ^ω^)・・・
訳が分かりませんね。通訳します。
色々説明する言い方はあると思うのですが、私はいつもこう答えます。
「パソコンやデジタル楽器にとっての楽譜情報(スコアデータ)のようなもの」
これで端的にMIDIを理解できます。
どいういうこと?
例えば皆さんが作曲者で、Aさんにピアノを弾いてもらうとします。
当然、指示通りに弾いてほしいと思うところですが、その伝達手段として何を使うでしょう?
そう、「楽譜」を書いてAさんに「この通りに弾いてね」と渡すはずです。
ではもしAさんがパソコンだったらどうでしょう?
・・・哲学的な問いをしたいわけではなく、私達はパソコンで音楽制作をしていきます。DTMでは、自分の弾けない楽器は音楽制作ソフトの中に入っている「ソフト音源」というバーチャルな楽器を使って、パソコンに演奏を再現させることになります。
さて、パソコンに指示通りの演奏をしてもらうにはどうしましょう?
当然楽譜をパソコンにスキャンさせたって演奏してはくれません。
・・・はい。その通りです。
そこで「MIDI」が登場するわけです。
このMIDIデータの中には、発音タイミング・音程・強弱・音符の長さなどなど、
私達が古くから使う「楽譜」と同じような情報が入っており、
音楽制作ソフトにMIDI情報を入力し、鳴らすソフト音源(楽器)を指定してあげることで、
入力されたMIDI情報をもとにパソコン(ソフト音源)が演奏を再現してくれる、
という仕組みになっています。
↑ドラムのソフト音源
DTM塾では
第3回のDTM塾では、第2回で参加者様と作ったコード進行をもとに、
打ち込みを実際に行ってご覧に入れました。
打ち込みって主流なもので3種類のやり方があるのご存知ですか?
今回はそれぞれの特徴を踏まえて、効率的な打ち込み方法をご紹介しました。